仕事帰りにいつものポイントへ観察に寄りました。
樹々をチェックして回ると
クワガタの姿は殆ど無く、カナブンとカブトムシが樹液場を占領していました。
カブトムシの大きな羽音が響き渡り、樹液を求めて飛んでいます。
ここまでカブトムシが発生しだすと、クワガタも暫く見れなくなるなぁと
残りの樹液ポイントを見て回ると…
見慣れない大きなクワガタが樹にへばり付いていました。

子供の頃から夢にまで見たオオクワガタが樹にとまっています。
ここは東京の住宅街の中にある公園で、オオクワガタが発生するわけはありません。
ダニが全く付いておらず、右前脚と左後ろ脚のフセツが取れていて
スレ傷も全く無くピカピカと黒光りしているので
飼育品が脱走したのか、飼いきれなくなって逃したのでしょう。
人生初めてのオオクワガタの採集をする事が出来ましたが
嬉しさよりも、寂しさを感じました。
オオクワガタを見付けてどうしたら良いのか不安になりましたが
持ち帰る事にしました。


サイズを測って見ると

57mmでした。
まだ、外国産のクワガタではないだけ良かったのかもしれませんが
その場所に存在するはずのないクワガタを手にするのは
微妙な感じです。
飼育を始めたのなら、責任を持って最後まで飼い続けて欲しいと思います。
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